フェードボールが打ちたいならばフックグリップ
「フックグリップ(ストロンググリップ)は、むしろフェードが打ちやすいグリップ」
と中井学さんが言っていますが、
一般的には球がつかまりやすいとされているフックグリップ。
その名前の通り、「フック(ドロー)が打ちやすいのでは?」と思いますよね。
でも違うのです。
フックグリップの特徴▼
■ フェース面がキープしやすいグリップ
■ フェースローテーションがしにくいグリップ
フックグリップでは、左腕を右に内転させることで、
「これ以上はフェースを開けません」という状態を
アドレスでつくることができるグリップなんですね。
そして、それは、ちょっとフェースローテーションするとフェースが閉じすぎてしまうので、
フェースローテーションがしにくいグリップ・・・というわけです。
フックグリップのフェード打ち藤田寛之プロのスイング参考動画▼
ちょっとPCの前で、以下の動き(極端なフックグリップ)をやってみてください。
1 握手するように左手を前に差し出す
2 そこから左手を右に90度内転(内側にひねる)させる
どうですか?
もうこれ以上右には左腕をひねることができない
というところまで内転させる。
その状態で目標に対してフェースをスクエアに構えてクラブをグリップする。
そうすると、
物理的にフェースが開くことができなくなるんですね。
(左腕はフェースを閉じる方向にしか動けない、左側に外転することしかできないから)
だから、「極力フェース面をスクエアにキープしてスイングしたい」
という人が選ぶべきグリップがフックグリップ。
そして、フェースローテーションを抑えてスクエアフェースでボールをヒットすることで、
フェードボールという球筋を打つことができる・・・というわけです。
「フェースターンをせずにインパクトゾーンがまっすぐな時間が長いほうがいい」
「フックグリップならフェースを返さなくても力が入ります」
これは藤田寛之プロの言葉ですが、
インパクトゾーンで“力が入る”というのがポイントですね。
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