フックグリップでゴルフを覚えた人はゴルフの上達が早い?
「よいゴルフは正しいグリップから始まる」
とベンホーガンは言っています。
また、
「ゴルフの75%はグリップである」
とジーン・サラゼンも言い切っていますね。
グリップの種類は一般的には3種類×3種類の組み合わせで9種類↓
グリップの握り方3種類▼
スクエアグリップ
ストロング(フック)グリップ
ウイークグリップ
左手と右手の指の絡め方で3種類▼
オーバーラッピンググリップ
インターロッキンググリップ
ベースボールグリップ
■どのグリップが良いのか?
一般的にはスクエアグリップが推奨されていますが・・・
プロコーチの永井延宏さんは、
「ツアープロのほとんどがフックグリップでゴルフを覚えた人たちです」
「フックグリップでゴルフを覚えた人は上達が早い」
と言っています。
なぜフックグリップなのか?
フックグリップではスライスに悩むことがない
↓
思い切ってクラブを振り切れる(体幹を使ったスイングが自然とできる)
フックグリップの藤田寛之プロのスイング動画↓
ジャック・ニクラウスは、
「ゴルフは、まずは飛ばすことだ。飛ばしてから方向性を直すのだ」
と言っています。
まずは本能を活かしてボールを引っぱたけと。
(これは森守洋プロの「思い切り腕を振れ」という考え方と同じですね。)
スクエアグリップだとゴルフ初心者の多くはインパクトでフェースが開きスライスしてしまいます。
そしてスライスを避けるためにインパクトで手先を使ってしまう(手打ち)。
その結果、思い切りボールを叩くことができなくなってしまっているんですね。
その点、フックグリップならスライスしません。
だからインパクトで余計な動きが入らない。
結果として、フックグリップでグリップを握るだけで、本能のままボールを引っぱたくってことが可能になるんです。
グリップの握り方1つでゴルフスイング全体の動きが変わってしまうんですね。
ちなみに、この記事に掲載しているベンホーガンのグリップはスクエアグリップですが、
ベンホーガンも当初はフックグリップだったんです。
でも、極度のフックに悩まされてスクエアグリップに変えました。
フックグリップ
↓
スクエアグリップ
という順番でグリップを覚えていくのはゴルフ上達の1つの王道ですね。
(タイガーウッズもフック→スクエア。)
森守洋プロやその師匠の陳清波プロもスクエアグリップを推奨しています。
ですが、まずは、フックグリップからゴルフをやり直してみる。
スライスに悩まされている人は試してみる価値があると思います。
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2013年 3月 23日
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2013年 3月 23日
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